オリンピック トライアスロンや馬術といった競技にも注目
2020年の東京オリンピックでは33種類の競技が、東京または首都圏エリアの会場で開催されます。
そのうち、人々の注目は陸上・サッカー・競泳など一部の花形競技に集まってしまう傾向ですが、他にも日本で人気が爆発する可能性があるものが幾つかあります。
まずトライアスロンは、一つのレースの中で水泳(スイム)・自転車(バイク)・長距離走(ラン)の3つをこなす競技です。どれか一つに強いだけではメダルは獲得できず、例えば暑さの影響を受けづらいスイムでリードを築けても、体力がないとバイクやランで逆転されてしまう恐れがあります。
水温が低いとパフォ―マンスが落ちるような選手も勝つことはできず、3つのパートがあって様々なドラマが起きやすいのがこの競技の大きな魅力です。
そんなトライアスロンは、マラソンや競泳を見るのが大好きな日本人の間でいつブレイクしてもおかしくない競技と言われています。
続いて、若い人からシニア層まで競馬や乗馬体験が好きな人が多い日本人にとって、馬術も注目競技といえる存在です。こちらはオリンピックの中では珍しく、人と動物が一体になって競技に挑むのが最大の特徴と言えます。
細かく分類すると馬場馬術・総合馬術・障害馬術の3種類があってそれぞれ個人と団体があるので計6種目で構成されます。ただし各種目は男女に別れていません。つまり、女性でも基本的技術や馬と心を通じ合わせる能力が高ければ男子選手に勝てるのが、この競技の魅力です。